LGの高画素密度モニター、24UD58-B

Gadget

こんにちは、Takuyaです。僕は今、M2チップ搭載のMacBook AirをメインPCとして使っているのですが、家では外部のモニターに接続してクラムシェルモードで使っています。しかし、そのモニターは父からのお下がりで古いものなので画質も色も良くありません。そこで前から購入しようか迷っていた、LGの24UD58-Bという4Kモニターを購入してしまったので今回はそのモニターを使用してみた感想などをレビューしていきたいと思います。

Amazon.co.jp

24UD58-Bを選んだ理由

左のドウダンツツジは処理し忘れてカラカラになっていますが、ご了承ください。

モニターを買う上で条件として決めていたのが、「4Kで高画質であること」と「24インチほどの画面サイズであること」の2つです。

1つ目の「4Kで高画質であること」についてですが、記事の冒頭にもあるように僕は普段MacBook Airを使っています。そしてカメラが趣味なので撮影した写真や動画をMacBook Airで編集したりしているのですが、特に写真を編集する上ではモニターの画質が悪いと見づらかったり、あとは単純に気分が乗らないということがあったので「高画質」というのはモニターを買い替える上で最重要視していました。

次に、2つ目の「24インチほどの画面サイズであること」についてですが、僕はメインPCとしてはMacBook Airを使っていますが、ゲーム用にWindowsのデスクトップPCを使っています。最近だとApexなどをプレイしているのですが、モニターの画面サイズが大きすぎると目線移動が多くなりプレイしづらくなるので24インチほどのサイズを条件にしていました。

24UD58-Bの特徴

24UD58-Bの特徴は大きく3つ、「4Kでありながら24インチサイズのディスプレイ」、「外付けモニターの中でも非常に高精細」、「マルチタスクがしやすいソフトウェア」です。ここからはこの3つについて、詳しく解説していきたいと思います。

4Kでありながら24インチサイズのディスプレイ

外付けの4Kモニターというと、ほとんどは27インチ以上の大型ディスプレイが採用されていますが、この24UD58-Bに関しては23.8インチという24インチクラスのディスプレイが採用されています。

24インチモニターの良さとして挙げられるのは、「扱いやすさ」と「見やすさ」です。27インチ以上の大型モニターは作業範囲は広くなりますが、使用中の目線移動が多くなり疲れやすくなったり、設置や移動が大変になるといったデメリットがあり、逆に21インチなど小型モニターになると設置や移動が楽だったり目線移動が少なくなったりはしますが、作業範囲が狭くマルチタスクがやりにくくなったり、そもそも文字などが見辛くなるといったデメリットがあります。しかし、24インチサイズのモニターだと、作業範囲の広さや視認性をある程度保ちつつも目線移動は少なく、設置や移動も楽に行えるという万能サイズであると言えます。

また、次項で詳しく解説しますが、4Kで24インチサイズというのは外付けの大型モニターの中でもトップレベルで高精細なディスプレイを持っているということになります。

外付けモニターの中でも非常に高精細

ディスプレイの画質の良さを表すものとして、「解像度」と「画素密度」の2つがあります。

解像度というのは、1920 × 1080(FHD)や2560 × 1440(WQHD)などのように、画面の中に点がいくつ敷き詰められているか、つまり画素数のことを表しています。当然、解像度が高くなればなるほど画質は良くなりますが、同じ解像度でも画面サイズが違うと画質が良くなったり悪くなったりします。その理由に大きく関わっているのが画素密度です。

ディスプレイは、画素数が同じでも画面サイズが違うとその画面サイズに合わせて均等に画素を敷き詰める必要があるので、画面が大きくなればなるほど画素と画素の間隔が広くなり密度が低くなり、逆に画面サイズが小さくなると画素と画素の間隔が狭くなり密度が高くなります。この密度のことを画素密度と言います。そして、画素密度は高ければ高いほど、よりきめの細かい綺麗な映像を出力してくれます。ちなみに、画素密度を表す単位として数字ppiというものがあり、数字が高ければ高いほど画素密度が高いということになります。

前置きが長くなりましたが、今回レビューしている24UD58-Bは4K解像度でありながら24インチサイズということで外付けの大型モニターの中ではかなり画素密度の高い製品で、一般的な4K27インチのモニターだと画素密度が163ppiなのに対して、24UD58-Bは185ppiもあります。 AppleのRetinaディスプレイの条件が200ppi以上なので、多少劣りはしますがRetinaに近い映像体験をすることができます。

マルチタスクがしやすいソフトウェア

LGのモニターは24UD58-Bに限らずソフトウェアで画面分割をすることができます。僕自身はPCにあまりアプリを入れたくないのでこの機能は使っていませんが、アプリを入れることで画面を細かく分割できるため用途に合わせてカスタマイズすればマルチタスクがやりやすくなります。

24UD58-Bの良かった点と悪かった点

ここからは僕が24UD58-Bを実際使ってみて良かったと思う点と悪かったと思う点について書いていきたいと思います。

良かった点

良かったと思う点は全部で3つあります。

画素密度の高さ

 まず1つ目はなんと言っても画素密度の高さです。僕はカメラが趣味で撮った写真をMacで編集したり管理しているのですが、前使っていた外付けのモニターは画素密度が低く作業していても気分が上がらなかったためクラムシェルモードを解除してMac本体のRetinaディスプレイで作業していました。しかし、24UD58-Bは画素密度が高くRetinaとまではいかないもののそれに近い画面表示をしてくれるので使っていて気持ちがいいです。また、YouTubeなどの動画を視聴するときもより高画質で再生できるので総合的にクラムシェルモードを使う時間が増えました。

画面サイズ

 次に2つ目は、画面サイズです。冒頭でも説明した通り普段はMacBook AirをメインPCとして使っているのですが、ゲームをするときなどはWindowsのデスクトップPCを使っていて、モニターはMacと共用で入力切り替えで使い分けれるようにしています。最近はApexなどをプレイしているのですが、バトロワ系のゲームは目線移動が多く、かつ迅速な判断をする必要があるので27インチなどの大画面だと目線移動の距離が長くなり、判断が遅れてしまったりする可能性があります。逆に21インチなどの小さめのサイズだと敵が小さく表示されたりなど、視認性が悪くなります。しかし、24インチほどのサイズであれば目線移動の距離は抑えつつ、かつ視認性はある程度担保しているのでゲームをプレイするのに最適なサイズとなっています。実際にゲーミングモニターなどは24インチサイズのものが多く出回っています。

操作のしやすさ

 次に3つ目は、操作のしやすさです。これについては好みの問題というのもありますが、24UD58-Bは「LG」のロゴの下にスティック型のボタンが1つだけ搭載されています。ボタンの押し込みが「決定」でそれ以外の項目選択などは全てスティックを任意の方向に倒して操作するので、すごく直感的な操作ができます。僕が前使っていたモニターはボタンが複数あり操作も複雑だったので、24UD58-Bの操作方法は個人的には快適で満足しています。

悪かった点

悪かったと思う点は全部で2つあります。

アンチグレアディスプレイ

 24UD58-Bのディスプレイはアンチグレア加工が施されていて、これも好みの問題ではありますがアンチグレアだと反射しない代わりに画質が少し悪く見えてしまうため、個人的にはMacと同じようにテカテカのディスプレイだと良かったなと思います。

スピーカー非搭載

 24UD58-Bは、スピーカーが搭載されていません。そのため、音を出すためには別途イヤホンやスピーカーを用意する必要があります。 これは人によっては問題ないという場合もあると思いますが、僕の場合はちょっと動画を見たかったり部屋に音楽を流したいということが結構あり、その度にスピーカーを用意したりするのが面倒で、また、デスクの上には極力モノを置きたくないのでしょぼいスピーカーでもいいので搭載していたらなと思いました。

まとめ

いかがだったでしょうか? 今回はLGの24UD58-Bというモニターをレビューしました。

イマイチだなと思ったところも多少はありましたが、23.8インチで4Kに対応しているなど総評としてはものすごく満足のいく製品でした。 高精細なモニターを探している方やモニター選びで迷ってる方など、この記事を参考にしていただければ幸いです。

それではまた別の記事でお会いしましょう。 Takuyaでした。

Amazon.co.jp
タイトルとURLをコピーしました