こんにちは、Takuyaです。
iPhone 16シリーズが発売されたということで、僕も発売日20日の朝にiPhone 16 Proが届きメインとして使っています。
今回は、少し出遅れてしまいましたが、iPhone 16 Proのファーストインプレッションということで、実際に触ってみた感想などを記事にまとめたいと思います。
開封
早速開封していきたいと思います。
と言っても化粧箱のデザインは今までと同じで正面のイラストがiPhone 16 Proになっただけです。
しかし中身の付属品に変化があり、今までは充電ケーブル、SIMピン、Appleロゴステッカーを含む書類関係が同梱されていましたが、iPhone 16シリーズは書類関係がすべて省かれ、充電ケーブルとSIMピンのみの同梱となりました。Appleロゴステッカーは使い道はないものの少し嬉しいポイントだったので少し残念です。ただ、書類が一切なくなったことでスッキリした感はあり、これはこれでありだとは思います。
デザイン
去年、iPhone 15 Proのときはナチュラルチタニウムのカラーを選んでいたのですが、今回はブラックチタニウムを購入してみました。
当たり前ですが、レンズ含めてすべてが黒一色なので統一感があり、背面ガラスに関しては、完全なマットというより少し金属っぽいような高級感のあるマット加工が施されています。iPhone 16 ProはApple公式の比較ページなどを見る限りだとiPhone 15 Proと比べて少し色味や仕上げが異なっているようですが、どのカラーも高級感がより増している印象です。
アクションボタンも引き続き搭載されていますが、iPhone 15 Proと比べて少し横長になっています。
サイズに関しては縦に3mm、横に約1mm大きくなっているため、発表会のときは少し残念に思いましたが、実際持ってみると違和感などは全くなく、またベゼルも細くなっているため表示領域が割と広くなっています。
重量は、199gとiPhone 15 Proと比べて12gほど重くなっており、感覚でも重くなった感じがあります。
カメラ
レンズ
去年、iPhone 15 Pro MAXにしか搭載されていなかった120mmの望遠レンズが、今回iPhone 16 Proにも搭載され、ProとPro MAXでのカメラの性能差がなくなりました。僕の場合は、iPhone 15 Proで望遠を使うときは5倍まで拡大して使うことが多かったため、標準で5倍相当のズームが使えるのは嬉しいポイントです。
試しに外で撮影してみたのですが、横断歩道から少し離れた位置でも道路を挟んだ先にあるカフェの内装が分かるほど寄った撮影ができます。
iPhone 15 Proのときは標準カメラのみ画素数が48MPとなっていましたが、iPhone 16 Proでは超広角カメラも48MPのものへと変更されました。今までは超広角だと少し荒さが目立っていた印象ですが、より高精細な写真を撮ることが可能となりました。
カメラコントロールボタン
iPhone 16シリーズはカメラコントロールボタンが搭載されました。今までは新機能はProが優先的に搭載され、1年遅れで無印モデルにも搭載されるという流れでしたが、カメラコントロールボタンに関しては、Proモデル、無印モデル関係なく全モデルに搭載されました。
これによって従来のようにロック画面を左にスワイプしたり、アクションボタンにカメラを割り当てることなく、すぐカメラにアクセスすることが可能となり、カメラコントロールボタンには感圧センサーが内蔵されているため、軽く押すとズーム倍率が表示され、ボタン上で指をスライドすることで倍率を変更することができます。また、ボタンを強く押し込めばシャッターとしても機能するため、iPhoneをよりカメラライクに、直感的に操作することができます。
操作項目はズームだけではなく、露出、被写界深度、カメラ、スタイル、トーンの変更もすることが可能で、カメラコントロールボタンを2回連続で軽く押すことで項目を変更することができます。
個人的にカメラコントロールボタンは人によって必要不必要の意見が分かれると思っていて、その理由は2つあるのですが、まず1つ目が、ズームがしにくいということです。
カメラコントロールボタンでズームする場合は、ボタン上を指でスワイプする必要がありますが、一度のスワイプではあまりズームできず、何度もスワイプすることになるため、画面上でのピンチインピンチアウトに比べてあまり素早いズームはできません。
2つ目は、シャッターが必ずしも必要ではないということです。
iPhoneは、昔から音量のプラスボタンをシャッターとして使うことができていたため、正直なところカメラコントロールボタンである必要があまりありません。
カメラの起動に関しても、画面が表示されている状態でないと起動しないため、画面が消えている場合はカメラコントロールボタンを2回押す必要があります。
しかし、公式の紹介ページでは、年内中に2段階シャッターが使えるようになると告知されており、これが実装されると、軽く押した時にピント合わせ、強く押し込んだ時にシャッターを切るというカメラと同じ操作が可能となります。今までは、ピントを手動で合わせる場合は画面をタップする必要がありましたが、2段階シャッターが実装されるとよりより直感的に素早くピント合わせをすることが可能となります。また、軽く押してピントを合わせた場合はピント位置が固定されるため、何度もピントを合わせ直す必要がなくなります。
スペック
iPhone 16 ProはA18 ProというSOCが搭載されています。
正直、今のiPhoneないしはスマホ全体スペックが限界近くまで来ているため、ベンチマークなど計測するのもあまり意味がない気がしますが、去年、iPhone 15 Proのレビューをしたとき、原神のプレイで稀にカクツクことがあったため、今回も原神とマイクラを最高設定でプレイしてみました。
原神
グラフィック設定をすべて最高設定にした状態でプレイしてみたところ、基本的には特に問題もなくヌルヌルと動作しましたが、カメラの方向を素早く変えた時などに一瞬カクついたような感じになることがあります。
原神はインターネット環境によってラグが発生することも多いため、上記のカクツキがスペックの問題なのかラグなのかは分かりませんが、プレイに影響が出ることはなく、快適にプレイすることができます。
Minecraft
こちらもグラフィック設定をすべて最高設定にした状態でプレイしました。
原神同様に、基本的には問題なくヌルヌルと動作しますが、ワールドの読み込み直後などは少しカクついてしまうことがあります。しかし、それ以外はヌルヌルと快適にプレイすることができました。
まとめ
いかがだったでしょうか。個人的な感想としては、本体サイズが大きくなり重量も増えてしまったのが残念ですが、120mmの望遠レンズが搭載されたことやカメラコントロールボタンによる直感的な操作がしやすくなったことなど、割といい変更点もあり、また、今回初購入のブラックチタニウムが非常にかっこいいため満足のいく製品だと思っています。
ではまた他の記事でお会いしましょう。Takuyaでした。