こんにちは、Takuyaです。
近年主流になりつつある充電アダプタ兼モバイルバッテリー、僕はどうも苦手でそれぞれ個別の製品を使っていたのですが、今年の初めにMATECHから新発売された充電アダプタ兼モバイルバッテリーが意外と良さそうだったため、お試しも兼ねて購入し数ヶ月使ってみました。
今回はそんなMATECHの新製品、PowerFusion 5000 45Wを使ってみたレビューをしていきたいと思います。
購入した理由
冒頭でも軽く触れた通り、僕は充電アダプタ兼モバイルバッテリーという製品が苦手で、理由としてはデザインがあまり良くなかったり、本体サイズが大きくなるためコンセントに挿したときに主張が激しくなるのがあまり好きではありませんでした。
また、メインPCとしてM2のMacBook Airを使っていてバッテリー持ちが格段に上がっているため、充電アダプタは出力が最小の30Wで、モバイルバッテリーもPCの充電を前提に10,000mAhかつ30W出力のものを選んでいました。
しかし、よくよく考え直してみた結果、バッテリー持ちがよくなっているからこそモバイルバッテリーはそこまでこだわる必要はなく、どちらかといえばカフェに入った時など充電できるタイミングでできるだけ充電しておいた方がモバイルバッテリーを使う機会も減るのではないかと思いました。
また、基本的にモバイルバッテリーでのPC充電をしないという方向で考えると充電アダプタとモバイルバッテリー一体型の製品を持ち歩くことで持ち物を減らした方がいいのではないかと考え始めたため、今回この製品を購入してみました。
デザイン

まずは外観からですが、さすがMATECH製品ということだけあってデザインは他の同系統製品と比較しても優れています。
全体的に角丸のすっきりとした筐体をしていて、カラーがブラックのマット加工で高級感があります。


アダプタ上面は金属感のあるシルバーを基本としてバッテリー残量を表示するためのディスプレイが搭載されていて、一部切り抜きではなく、その面の端までディスプレイに見えるような加工がされているため、スタイリッシュさがあります。


全体のサイズは、側面から見ると横がクレジットカードとほぼ全く同じ長さで、縦がやや短くなっています。

厚さは、500円玉の平面よりもやや広いくらいです。
重量は188gとiPhoneのProモデルと同じくらいの重さになっています。
スペック

PowerFusion 5000 45Wは、製品名の通り5,000mAhのバッテリーが搭載されていて、バッテリー駆動時は最大22.5Wの出力で充電することができるため、iPhoneであればモデルにもよりますが一回分は充電が可能です。気になるMacBook Airの充電ですが、これは容量的にも出力的にも緊急用の繋ぎといった感じで、Macのバッテリー残量を増やすことは難しいため緊急でファイルの保存をしたりといった使い方が前提になると思います。
次に本製品を充電アダプタとして使った場合ですが、この場合は最大で45Wの出力で充電することが可能となっています。
45Wあればスマホはもちろん、MacBook Airでも急速で充電することが可能となっています。
僕の環境ではありますが、M2 MacBook Airを本製品で充電してみました。
本体の電源がつかなくなった状態から充電を開始して、開始10分後には13%、15分後に20%、30分後に41%、45分後に60%、60分後に77%まで充電することができました。また、90%までの充電に1時間15分、フル充電までは1時間37分かかりました。
充電を開始して本体の電源が付くまでも数秒しかかからなかったため、MacBook Airの充電を忘れた状態で家を出てもカフェなどに行けば安心できると思います。
また、USB-Cケーブルが内蔵されているため電車の中などでも気軽に充電することができるため、取り回しもしやすくなっています。
実際に使ってみた感想
良かった点

まずはなんといってもデザインの良さです。モバイルバッテリー一体型の充電アダプタはどうしてもサイズが大きくなりがちなためデザインが微妙だったりすることが多いのですが、その中でもMATECHのPowerFusion 5000 45Wは筐体、素材感ともにスタイリッシュで高級感があり、所有欲を満たしてくれるようなデザインだと思います。
スペック面でも有線で45W出力が可能だったり、パススルー充電にも対応しているため、申し分ない性能となっています。
イマイチだった点
個人的にはすごく満足のいく製品ですが、一点言うとすればバッテリー駆動時の出力を最低30Wにして欲しかったなというのはあります。
MacBook Airであってもバッテリー容量5,000mAhあればそこそこ充電することは可能ですが、出力が22.5Wだと給電しかできないため、ここは少し物足りなく感じてしまいます。とはいえ、前述した通り45Wあれば1時間で70%以上充電することができるため、カフェなど充電できるタイミングで充電しておけばそこまで気にすることもないのかなと思いました。
まとめ
いかがだったでしょうか。僕は元々モバイルバッテリー一体型充電アダプタに否定的ではあったのですが、実際使ってみると意外と便利で、何よりも小型軽量にこだわるより持ち物一つ減らした方が圧倒的に快適だということに気付くこともできました。
また、デザイン面も非常に優秀でつい使いたくなるような所有欲を満たしてくれるデザインだと思います。
10,000mAhのモバイルバッテリーを頻繁に酷使している方には物足りないかもしれないですが、普段から5,000mAhのモバイルバッテリーを持ち歩いてる方や10,000mAhのモバイルバッテリー持ってるけどあまり使っていない方などには是非一度試してみてもらいたい製品となっています。
恐らく僕も持ち物の一軍に仲間入りさせると思いますが、もう少し使ってみて様子を見たいと思います。
ではまた別の記事でお会いしましょう。Takuyaでした。